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トラックリースバックを活用した資金調達方法について

運送会社は資金の管理が難しい業種の1つであり、保険料や車両の更新、新車の納車待ちなどで資金繰りが複雑です。
トラックリースバックは、運送会社の資金繰りをサポートする方法の1つとして広く利用されています。この方法は、外部からはあまり目立たない資金調達手段であり、資金繰りを管理しやすくする多くの利点があります。

トラックリースバックについて

トラックリースバックは、自社所有のトラックをリース会社に売却し、そのトラックをリースするサービスです。これは、リース会社や中小企業向けの金融サービス企業などが提供しています。売却した後も車両不足にならず、財務面での指標が改善し、コスト管理が容易になるという「持つより借りる」メリットがあります。

トラックリースバックの手順は以下の通りです。

1.車両の査定金額をリースバック会社に依頼する。
2.利用者が車両をリースバック会社に売却する。
3.売却代金が利用者の口座に入金される。
4.リース残債があれば精算する(リース付車両の場合)。
5.利用者とリースバック会社がリース契約を結ぶ。
6.利用者は売却した車両をそのまま利用する。
7.利用者は毎月リース料を支払う。
8.リース契約満了時に、自社での買取、再リース、返却などを選択できる場合がある。

トラックリースバックの対象となる車両は、リースバックサービスを提供している企業によって異なります。例えば、PMG車両リースではトラックだけでなく、重機やバス、パッカー車など幅広い車種や、運送業以外の企業も利用できるサービスがあります。

トラックリースバックには主に2つの契約形式があります。ファイナンスリース契約では、決算書にリース資産とリース債務の計上が必要ですが、オペレーティング契約では不要です。

トラックリースバックのメリットについて

トラックリースバックの主なメリットは次の3つです。

1.車両売却による収入を得ることができる。
2.現在の車両を継続して利用できる。
3.車両関連のコストがリース料に含まれ、資金繰りが平準化する。
一方で、デメリットもあります。リース料の支払いが毎月必要であり、契約期間内の解除が難しいことが挙げられます。

トラックリースバックを検討する際には、資金繰りや収支改善策を総合的に検討し、適切なサービス提供会社を選ぶことが重要です。
また、資金繰り改善やリースバック以外の方法も含め、経営者に最も頼られるパートナーとして社長さまとともに歩むPMG Logisticsにお気軽にご相談ください。

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